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エクテンのお話。最大勢力はボロスなり。
2007年1月14日エクテンのPTQシーズンが始まりました。
なのでエクテン参考でも書こうとおもいます。
まず初めに世界選手権のエクステンデットで1番使用者が多かったのはボロスでした。なにせ284名中94名がボロス系のデッキですからね。
世界選手権の時は単純に3人に1人はボロスだったわけです。
1マナから展開される「今田家の猟犬、勇丸」「サバンナ・ライオン」「渋面の溶岩使い」などの優秀な生物でダメージを先行して溶鉄の雨で相手の土地を破壊し火力で追い討ちをかけます。
タイムスパイラルで新たに加入した新火力「突然のショック」がこのボロス大繁殖に拍車をかけたようです。
「突然のショック」のおかげで本来火力では除去することが難しい「サイカグ」「野生の雑種犬」「電結の荒廃者」などの生物を1枚の火力のみで対応する事ができるようになりました。
元々トップスピードは素晴らしく速いので効率よく除去できれば
速やかにゲームに勝利する事ができるはずです。
先行でブン回ればどんなデッキも瞬殺です。
それと多数のボロスプレイヤーが同系に有利になるよう「銀騎士」に加え「サルタリーの僧侶」を追加しています。
その際は「ゴブリンの軍団兵」の数が調整されるようです。
もう一つの形として緑を追加し「密林の猿人」を追加しているバージョンもみられます。「密林の猿人」を追加することにより1マナクリーチャーは15体ほどになり、ほぼ確実に1ターン目からパワー2のクリーチャーを展開する事ができます。
サイドボードで「アルマジロの外套」を取る事もできるのも魅力です。
ただこの場合フェッチランドで場に出すギルドランドの選択が若干ですが難しくなります。
火力を打つ為に赤マナがもっとも必要でさらにクリーチャーの大半は白く白マナを2つ使用する「銀騎士」などもあるので、場合によってはスムーズな展開が望めない事もあります。
以下パーツ
*今田家の猟犬、勇丸・・・当然入る1マナ2/2ですが、レジェンドで手札に腐る事もあるので大抵3枚程度に抑えられています。
*サバンナライオン・・・これも必須パーツの1マナ2/1です。これは4枚はいります。
*渋面の溶岩使い・・・生きるショック製造マシーンです。1ターン目にでても大した事はありませんが中盤にでると非常に厄介な存在となります。
*銀騎士・・・ボロス同系対決ではこれを多く引いた方が勝つともいえる位重要なカードです。焼けないしクリーチャーは全部返り討ちにあってしまいます。
*ゴブリンの軍団兵・・・赤白のボロスには4枚搭載されている事が多い行ける2点ダメージクリーチャーです。「サルタリーの修道士」が入るとこの枠が変わることが多いです。
*稲妻の螺旋・・・好きな対象に3点与え3点のライフゲインのボロスを代表する除去呪文といえます。問答無用に4枚です。
*炎の稲妻・・・1マナ2点でフラッシュバックは5マナの火力です。使い勝手が良いためこれも4枚固定です。
*溶鉄の雨・・・特殊地形を破壊すると2点ダメージを与える土地破壊呪文です。これもほぼ全てのデッキに4枚投入されている必須パーツです。
*溶岩の投げ矢・・・1マナ1点で山を生贄にするとフラッシュバックができます。純正赤白にはほとんど4枚搭載されていますが、ZOOタイプは山を生贄に捧げずらいので枚数を減らすか完全に抜いている場合もあるようです。
*突然のショック・・・新たに加わったスタックに乗らない2点火力。このカードのおかげてさまざまなデッキと戦いやすくなりました。大体のデッキに3〜4枚搭載されています。
他の候補達
*密林の猿人・・・緑を追加するとメインに入る1マナ2/3クリーチャーです。たまにさまようものになっている時があります。
同系対決で「溶鉄の雨」を森系のギルドランドに打たれると大変な事になります。
*サルタリーの修道士・・・「銀騎士」に加えさらに追加のプロテクション赤を入れる場合このカードが入ります。
*黒こげ・・・今はあまり見ませんがそれでも3マナ4点火力は魅力的ですので充分に検討の余地はあると思います。ただし同系にはちょっと弱めです。
*アルマジロの外套・・・ZOOタイプが対同系にとるカードです。
主にサイドボードに入りますがメインに入ってる事もあるようです。ほとんど「サルタリーの修道士」とセットではいっています。
日本のPTQではZOOタイプが増加傾向にあるようです。
「サンプル」
The Finals 2006 / エクステンデッド
シマダ ヒロヤ氏の赤白ボロス+緑
4《樹木茂る山麓》
4《吹きさらしの荒野》
4《聖なる鋳造所》
2《溢れかえる岸辺》
2《戦場の鍛冶場》
1《血染めのぬかるみ》
1《寺院の庭》
1《踏み鳴らされる地》
1《蛮族のリング》
1《平地》
1《山》
土地(22)
4《サバンナ・ライオン》
4《密林の猿人》
4《渋面の溶岩使い》
4《銀騎士》
4《サルタリーの僧侶》
2《今田家の猟犬、勇丸》
クリーチャー(22)
4《炎の稲妻》
4《突然のショック》
4《稲妻のらせん》
4《溶鉄の雨》
呪文(16)
サイドボード
3《紅蓮光電の柱》
3《アルマジロの外套》
3《梅澤の十手》
2《解呪》
2《古えの遺恨》
2《硫黄の渦》
「対同系」
どの型、溶鉄の雨を取っているかがカギになると思います。「銀騎士は」相打ちにでしかほぼ処理できないので「サルタリーの修道士」を取っていれば有利です。
それと溶鉄の雨で赤マナを先に潰せば勝てるはずです。
サイドボード後、ZOO型は「アルマジロの外套」を「銀騎士」か「サルタリーの修道士」に着けられれば勝ったも同然です。
純正なボロスであれば「黄鉄の呪文爆弾」丁寧に相手のプロテクション赤のクリーチャーを除去していく事になると思います。
先行で氷結地獄をもし取っているのであれば同系にも使用します。
「対Trinket Angel」
かなり厳しい目のマッチアップです。相手にも「稲妻の螺旋」がありさらに「火/氷」も搭載され「梅澤の十手」もあります。
ただ初動がほとんど2マナからなので「銀騎士」を序盤に引かれなければ充分押し切ることとも可能です。「溶鉄の雨」などの土地破壊もとても良く効きます。
サイドボード後は「梅澤の十手」ゲーになります。
「対フリゴリット」
「ゾンビの横行」さえ序盤に張られなければ結構有利なマッチアップだと思います。実際プレイテストをした結果、「サイカトグ」は「突然のショック」で除去され「イチョリット」は「溶岩の投げ矢」「渋面の溶岩使い」で無効化できます。効果的に「陰謀団式療法」を当てられなければ勝てるはずです。
サイドボード後は「梅澤の十手」やとっていれば「氷結地獄」がはいります。「ゾンビの横行」が場に出るとクリーチャーからのダメージが見込めなくなりますので本体射撃に切り替えます。
ただフリゴリット側の「炎まといの天使」がかなり厳しいです。
「対デザイア」
基本的にスピード勝負です。先行が取れれば大分楽です。先行なら4ターンキルも充分可能だと思います。
サイド後は紅蓮光電の柱で対抗します。2ターン目に貼れればかなり有利になります。結構ダイス勝負かもしれませんが・・・。
「対セプターチャント」
「魔力の乱れ」や1、2ターン目に「火/氷」を刻印されなければ
かなり楽にはなりますが「金属モックス」経由の高速「神の怒り」が相当厳しい事には変わりありません。
サイドボード後は「糾弾」や追加の「賛美されし天使」がある為さらに厳しくなります。ボロス側は追加のランデスや解呪系のカードを追加します。
先行でブン回らなければ厳しい相手だと思います。
「対ウルザトロン」
先行を取れればメインはほぼ勝てます。ただ「あらたな信仰」があるかもしれないので多少の注意は必要です。
サイドボードではアーティファクト破壊や土地破壊「硫黄の渦」などを投入します。
残りのデッキ・・・
サイカは「曇り鏡のメロク」まで繋がらなければ勝てるはず。
親和はサイドボードのZOO型なら「古えの遺恨」純正ボロスなら「解呪」や「戦争の報い、禍汰奇」がで対抗すればいいと思います。
思った事を書いてみました。続きがあるかも・・・。
なのでエクテン参考でも書こうとおもいます。
まず初めに世界選手権のエクステンデットで1番使用者が多かったのはボロスでした。なにせ284名中94名がボロス系のデッキですからね。
世界選手権の時は単純に3人に1人はボロスだったわけです。
1マナから展開される「今田家の猟犬、勇丸」「サバンナ・ライオン」「渋面の溶岩使い」などの優秀な生物でダメージを先行して溶鉄の雨で相手の土地を破壊し火力で追い討ちをかけます。
タイムスパイラルで新たに加入した新火力「突然のショック」がこのボロス大繁殖に拍車をかけたようです。
「突然のショック」のおかげで本来火力では除去することが難しい「サイカグ」「野生の雑種犬」「電結の荒廃者」などの生物を1枚の火力のみで対応する事ができるようになりました。
元々トップスピードは素晴らしく速いので効率よく除去できれば
速やかにゲームに勝利する事ができるはずです。
先行でブン回ればどんなデッキも瞬殺です。
それと多数のボロスプレイヤーが同系に有利になるよう「銀騎士」に加え「サルタリーの僧侶」を追加しています。
その際は「ゴブリンの軍団兵」の数が調整されるようです。
もう一つの形として緑を追加し「密林の猿人」を追加しているバージョンもみられます。「密林の猿人」を追加することにより1マナクリーチャーは15体ほどになり、ほぼ確実に1ターン目からパワー2のクリーチャーを展開する事ができます。
サイドボードで「アルマジロの外套」を取る事もできるのも魅力です。
ただこの場合フェッチランドで場に出すギルドランドの選択が若干ですが難しくなります。
火力を打つ為に赤マナがもっとも必要でさらにクリーチャーの大半は白く白マナを2つ使用する「銀騎士」などもあるので、場合によってはスムーズな展開が望めない事もあります。
以下パーツ
*今田家の猟犬、勇丸・・・当然入る1マナ2/2ですが、レジェンドで手札に腐る事もあるので大抵3枚程度に抑えられています。
*サバンナライオン・・・これも必須パーツの1マナ2/1です。これは4枚はいります。
*渋面の溶岩使い・・・生きるショック製造マシーンです。1ターン目にでても大した事はありませんが中盤にでると非常に厄介な存在となります。
*銀騎士・・・ボロス同系対決ではこれを多く引いた方が勝つともいえる位重要なカードです。焼けないしクリーチャーは全部返り討ちにあってしまいます。
*ゴブリンの軍団兵・・・赤白のボロスには4枚搭載されている事が多い行ける2点ダメージクリーチャーです。「サルタリーの修道士」が入るとこの枠が変わることが多いです。
*稲妻の螺旋・・・好きな対象に3点与え3点のライフゲインのボロスを代表する除去呪文といえます。問答無用に4枚です。
*炎の稲妻・・・1マナ2点でフラッシュバックは5マナの火力です。使い勝手が良いためこれも4枚固定です。
*溶鉄の雨・・・特殊地形を破壊すると2点ダメージを与える土地破壊呪文です。これもほぼ全てのデッキに4枚投入されている必須パーツです。
*溶岩の投げ矢・・・1マナ1点で山を生贄にするとフラッシュバックができます。純正赤白にはほとんど4枚搭載されていますが、ZOOタイプは山を生贄に捧げずらいので枚数を減らすか完全に抜いている場合もあるようです。
*突然のショック・・・新たに加わったスタックに乗らない2点火力。このカードのおかげてさまざまなデッキと戦いやすくなりました。大体のデッキに3〜4枚搭載されています。
他の候補達
*密林の猿人・・・緑を追加するとメインに入る1マナ2/3クリーチャーです。たまにさまようものになっている時があります。
同系対決で「溶鉄の雨」を森系のギルドランドに打たれると大変な事になります。
*サルタリーの修道士・・・「銀騎士」に加えさらに追加のプロテクション赤を入れる場合このカードが入ります。
*黒こげ・・・今はあまり見ませんがそれでも3マナ4点火力は魅力的ですので充分に検討の余地はあると思います。ただし同系にはちょっと弱めです。
*アルマジロの外套・・・ZOOタイプが対同系にとるカードです。
主にサイドボードに入りますがメインに入ってる事もあるようです。ほとんど「サルタリーの修道士」とセットではいっています。
日本のPTQではZOOタイプが増加傾向にあるようです。
「サンプル」
The Finals 2006 / エクステンデッド
シマダ ヒロヤ氏の赤白ボロス+緑
4《樹木茂る山麓》
4《吹きさらしの荒野》
4《聖なる鋳造所》
2《溢れかえる岸辺》
2《戦場の鍛冶場》
1《血染めのぬかるみ》
1《寺院の庭》
1《踏み鳴らされる地》
1《蛮族のリング》
1《平地》
1《山》
土地(22)
4《サバンナ・ライオン》
4《密林の猿人》
4《渋面の溶岩使い》
4《銀騎士》
4《サルタリーの僧侶》
2《今田家の猟犬、勇丸》
クリーチャー(22)
4《炎の稲妻》
4《突然のショック》
4《稲妻のらせん》
4《溶鉄の雨》
呪文(16)
サイドボード
3《紅蓮光電の柱》
3《アルマジロの外套》
3《梅澤の十手》
2《解呪》
2《古えの遺恨》
2《硫黄の渦》
「対同系」
どの型、溶鉄の雨を取っているかがカギになると思います。「銀騎士は」相打ちにでしかほぼ処理できないので「サルタリーの修道士」を取っていれば有利です。
それと溶鉄の雨で赤マナを先に潰せば勝てるはずです。
サイドボード後、ZOO型は「アルマジロの外套」を「銀騎士」か「サルタリーの修道士」に着けられれば勝ったも同然です。
純正なボロスであれば「黄鉄の呪文爆弾」丁寧に相手のプロテクション赤のクリーチャーを除去していく事になると思います。
先行で氷結地獄をもし取っているのであれば同系にも使用します。
「対Trinket Angel」
かなり厳しい目のマッチアップです。相手にも「稲妻の螺旋」がありさらに「火/氷」も搭載され「梅澤の十手」もあります。
ただ初動がほとんど2マナからなので「銀騎士」を序盤に引かれなければ充分押し切ることとも可能です。「溶鉄の雨」などの土地破壊もとても良く効きます。
サイドボード後は「梅澤の十手」ゲーになります。
「対フリゴリット」
「ゾンビの横行」さえ序盤に張られなければ結構有利なマッチアップだと思います。実際プレイテストをした結果、「サイカトグ」は「突然のショック」で除去され「イチョリット」は「溶岩の投げ矢」「渋面の溶岩使い」で無効化できます。効果的に「陰謀団式療法」を当てられなければ勝てるはずです。
サイドボード後は「梅澤の十手」やとっていれば「氷結地獄」がはいります。「ゾンビの横行」が場に出るとクリーチャーからのダメージが見込めなくなりますので本体射撃に切り替えます。
ただフリゴリット側の「炎まといの天使」がかなり厳しいです。
「対デザイア」
基本的にスピード勝負です。先行が取れれば大分楽です。先行なら4ターンキルも充分可能だと思います。
サイド後は紅蓮光電の柱で対抗します。2ターン目に貼れればかなり有利になります。結構ダイス勝負かもしれませんが・・・。
「対セプターチャント」
「魔力の乱れ」や1、2ターン目に「火/氷」を刻印されなければ
かなり楽にはなりますが「金属モックス」経由の高速「神の怒り」が相当厳しい事には変わりありません。
サイドボード後は「糾弾」や追加の「賛美されし天使」がある為さらに厳しくなります。ボロス側は追加のランデスや解呪系のカードを追加します。
先行でブン回らなければ厳しい相手だと思います。
「対ウルザトロン」
先行を取れればメインはほぼ勝てます。ただ「あらたな信仰」があるかもしれないので多少の注意は必要です。
サイドボードではアーティファクト破壊や土地破壊「硫黄の渦」などを投入します。
残りのデッキ・・・
サイカは「曇り鏡のメロク」まで繋がらなければ勝てるはず。
親和はサイドボードのZOO型なら「古えの遺恨」純正ボロスなら「解呪」や「戦争の報い、禍汰奇」がで対抗すればいいと思います。
思った事を書いてみました。続きがあるかも・・・。
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